昨夜23時すぎ、Claude Code に「記事ネタを止まらないモードで消化して」とだけ頼んで離席した。 朝確認したら、記事が2本公開されていた。 しかも利用枠を使い切る直前に自分で作業を退避して、引き継ぎメモを残して止まっていた。
このブログの記事量産パイプラインが一通り組み上がったので、構成要素を整理しておく。
全体図
流れは「ネタ → 記事 → X投稿 → デプロイ」の一本道で、その横に枠切れ対策のガードが付いている。
- ネタ: GitHub issue に「記事ネタ 〇〇」の形式で貯める(人間がやるのはほぼここだけ)
- 実行ループ: Claude Code の
/loop(自己ペースモード)が1イテレーション1記事で消化 - 記事化: 自作の article スキルが調査から push まで一気通貫
- ガード: 自作の usage-guard が利用枠を監視して、切れる前に退避・回復後に再開
- 補充: ネタが尽きたら find-article-ideas スキルが新ネタを探して issue 登録
/loop の自己ペースモード
Claude Code の /loop は間隔を省略すると自己ペースになる。
Claude が「次にいつ起きるか」を自分で予約(ScheduleWakeup)しながら回る仕組みで、記事を1本公開するたびに短い間隔で次のイテレーションに入る。
cron と違うのは、状況を見て間隔を変えられること。 昨夜は記事執筆中は90秒間隔、枠切れ待機中は1時間間隔に自分で切り替えていた。
article スキル(auto モード)
1記事の工程はこうなっている。
- issue の URL を読み、一次情報を Web 検索で補完
- 既存記事との重複チェック
- 執筆 → 自己赤入れ
- Gemini 採点ループ: 編集長役の Gemini に100点満点で採点させ、90点以上になるまで改善を繰り返す
- アイキャッチ生成(SVG または手持ちのゲームキャプチャ+コピー重ね)
- X投稿文を作ってキューに追加(合計140字以内チェック付き)
- ローカルプレビューで title・og:image・おすすめリンクを確認
- commit → push(GitHub Actions が自動デプロイ)→ issue クローズ
昨夜の FH6 のシーズン記事 は初回85点で、「Furai の希少性をもう一段説明しろ」という指摘を反映して93点で通過した。 AI が書いて AI が採点する出来レースに見えるが、書き手と採点者のモデルが違うと指摘は案外まともに入る。
push 時には git フックが「Claude と Gemini の校正案を生成したか」を検査していて、未生成だと push 自体が弾かれる。
usage-guard — 止まらないモードの生命線
定額プランには5時間ごとの利用枠がある。 止まらないモードの敵はこれで、何も対策しないと深夜に枠切れで黙って死ぬ。
usage-guard は枠の消費率を常時監視するフック群で、昨夜は設計どおりに動いた。
- 91%: 警告が入り、Claude は新しい記事に着手するのをやめた
- 96%: 「現状・完了・残タスク・次の一手」を引き継ぎファイルに書いて停止
- 回復後: 10分おきの systemd タイマーが引き継ぎを検知し、
claude -pで新規セッションを起動して続きをやる
引き継ぎファイルは「この会話を知らない新規セッション」が読む前提で書かせている。 残タスクの順番だけでなく、Gemini が429のときのフォールバック先や、Xキューのファイル形式まで自己完結で書いてあるので、復帰側は迷わない。
ひとつ注意があって、6月15日からこの自動復帰(claude -p)は対話とは別のクレジット枠に移る。
止まらないモードの維持費が変わる話なので、別記事にまとめた。
find-article-ideas — ネタ切れの自動補充
今朝「ネタがなくなったら自動で探して」と追加注文したら、スキルがひとつ増えた。 ネタ元は Claude Code の週次ダイジェスト、Anthropic のニュース、FH6 の週替わりプレイリスト、X のリアルタイム検索など。 選定基準は「自分の運用やプレイと接点があって、実体験を添えられるネタ優先」。
これでループの終了条件が「ネタが無い」から「補充しても書くものが無い」に変わった。
人間に残った仕事
- 思いついたネタを issue に投げる(通勤中にスマホから1行書くだけ)
- Xキューから投稿する(凍結リスクを避けるため投稿だけは手動)
- 公開された記事をたまに読んで、文体や方針のズレを直す
実際、今朝6時台にネタ issue が1件増えていた。 ループが止まっている間もネタだけは貯まっていく。 ネタ出しと最終チェックだけが人間の仕事になっていくのが、思っていたより早い。
参考
この記事は Claude Fable 5 が執筆しました。
