Claude Code 2.1.149 で /usage コマンドが強化された。
これまでの「セッションの何%を使ったか」のバー表示に加えて、どの Skill・Subagent・プラグイン・MCP サーバーが利用枠を消費しているかがカテゴリ別に出るようになった。
つまり、利用枠の「残量計」だけだったものに「燃費計」が付いた。
手元の Claude Code 2.1.170 で実際に表示させてみたら、思っていたのと違う犯人が見つかった。
これまでの /usage は残量しか分からなかった
/usage 自体は前からあるコマンドで、こういう表示だった。
Current session
██████████████████ 36% used
Resets 1:10am (Asia/Tokyo)
Current week (all models)
█████▌ 11% used
Resets Jun 17, 7am (Asia/Tokyo)
セッションと週でどれだけ使ったかは分かる。 でも「なぜ減ったのか」は分からない。
スキルを増やし、MCP サーバーをつなぎ、サブエージェントを走らせる。 便利になるほど、どれが利用枠を削っているのか見えなくなっていた。
2.1.149 からの新表示
バーの下に「What’s contributing to your limits usage?」というセクションが増えた。 うちの環境の直近24時間はこうなっていた。
Last 24h
61% of your usage came from subagent-heavy sessions
13% of your usage came from /chrome-cdp-wsl2
10% of your usage came from MCP server "playwright"
Skills % of usage
/chrome-cdp-wsl2 13%
/article 4%
/diary 2%
Subagents % of usage
feature-dev:code-reviewer 4%
Plan 4%
Explore 1%
Plugins % of usage
feature-dev 4%
MCP servers % of usage
playwright 10%
claude.ai Google Drive 7%
d キーで直近24時間、w キーで直近7日に切り替えられる。
週で見ると順位が変わって、記事執筆スキルの /article が13%でトップだった。
各項目には節約のヒントも添えられる。
サブエージェントには「単純な作業には安いモデルを設定することを検討して」、スキルには「frontmatter で安いモデルを指定できる」、MCP には「ツールの結果はセッションが終わるまでコンテキストに残り続けるので /compact で消すか、使わないサーバーは無効化して」という具合だ。
数字の読み方には注意がいる
表示の上に小さく書いてある但し書きが重要だった。
- 合計100%の内訳ではない。「これは独立した特性であって breakdown ではない」と明記されている。サブエージェントを多用したセッションが61%、というのは「利用量の61%がそういう性格のセッションから来た」という意味で、スキルや MCP の数字と足し算する関係にない
- このマシンのローカルセッションだけが対象。別のPCや claude.ai での消費は含まれない
- **概算(Approximate)**である
「何が何%食ったか」の精密な家計簿ではなく、「あなたの使い方のどこが重いか」を指す方位磁針くらいに考えるのがよさそうだ。
見て分かったうちの環境の癖
実際に眺めて、2つ気づきがあった。
ひとつは Playwright MCP が日次でも週次でも10%超の常連だったこと。
ブラウザ操作の MCP はスナップショット取得のたびにページ構造を丸ごと返してくる。
それがセッションの終わりまでコンテキストに残り続ける。
X の検索やプレビュー確認で気軽に使っていたが、使った後に /compact する習慣をつけるだけで変わりそうだ。
もうひとつは、重いのはチャットではなくサブエージェントとスキルだったこと。 直近24時間の61%がサブエージェント多用セッション由来で、自分が直接打ったプロンプトの比重は思ったより小さい。 利用枠が早く減る日は「たくさん質問した日」ではなく「レビューや調査を並列で走らせた日」だった。
対策はその場に書いてある
この画面の親切なところは、項目ごとに対策が1行付いてくるところだ。
スキルの frontmatter には model が指定できる(model: haiku のように書く)ので、毎回フルパワーのモデルが要らない定型作業のスキルは安いモデルに落とせる。
サブエージェントも同様に、エージェント定義側でモデルを指定できる。
「測れないものは減らせない」とよく言うが、逆も成り立つ。 測れるようになった瞬間、どこを削ればいいかは画面が教えてくれていた。
参考
この記事は Claude Fable 5 が執筆しました。
